一人目の時と違い、二人目はつわりもあり。
妊娠してからすでに長引く風邪を2度も引いているのは免疫力の低下でしょうか?
今現在も鼻水ズルズルさせながら記事を書いています。
~子宮脱になった経緯~
さて、二人目を妊娠してから最初に引いた風邪は妊娠3か月、9週目の頃でした。
37.0℃台の熱と鼻水、ひどい咳と身体の痛み。
最初はインフルエンザかな?と思ったけど、つわりもあったため外出も控えていたので、いったいどこで???
という疑問があったし、熱も高くない。
インフルなら感染力も強いはずだし、気を付けていたって四六時中一緒にいる娘にはうつってしまうだろう・・・と思ったけど、娘はピンピンしている。
夫も休みがないし、夫が休みじゃないと病院へ行く足もない。
健康な娘を連れてインフル真っただ中な時期に高いタクシー代を払って病院へ行くのもなー
と思い病院は諦め、我慢すること3日目。
熱も下がってきたのでシャワーを浴びていると・・・・・
「んんっつ!?な・・・なんか・・・出てる???」
ピンポン玉のような丸いものが股から出ている???
脱衣所に出てから改めて手鏡を使って確認すると・・・
なんか・・・赤黒い・・・物がぴょこっと出てる!!!
軽く押すと引っ込むけど、また出てくる。
「ど、どういうこと!?これなに?まさか子宮???」
子宮脱という病気については聞いたことがありました。
でも、おばあちゃんの病気。という印象だったのでまさかまだ30代の自分の・・・それも妊娠中の子宮がわずかとはいえ出てくるとは思えませんでした。
さすがにその状況を放置するのは怖かったので、翌朝すぐに産婦人科に電話をして状況を説明。
急遽、受診することになりました。
たまたま午後からの出勤の日だった夫に娘を預け、向かった産婦人科では、咳のひどい人やインフルの疑いがある人は待合室とは別の部屋で待機するようになっています。
熱は微熱ながらも咳込みのひどい私は早速別室の小部屋に通され、そこで待機。
しばらくして婦人科外来の方に呼ばれ、内診台へ。
エコーで確認した我が子はいたって順調で小さな手足をパタパタさせていた。
「心臓もちゃんと動いているし、身体も元気に動かしているようなので、赤ちゃんはだいじょうぶですよ。」
と言われ、まずは一安心。
その後の先生のお話では「子宮の入り口が一部出ている状態です。」
との事。
部分子宮脱というそう。
~私が部分子宮脱になった原因~
子宮脱は骨盤底筋が緩むことで筋肉が子宮を支えきれなくなり、体外へ出てしまう状態のこと。
二人目以降を妊娠中の人や産後に起こることがあるそう。
そんな私も二人目妊娠中。
しかも、一人目出産後は産後の努力というか、骨盤を気に掛けることは全くなかったので、きっと相当に緩みまくっていたのでしょう。
しかし、9週目というかなり初期の段階でそれが起こったのはおそらく、咳のせいではないか、と言われました。
「咳で腹圧がかかり、子宮が下がってしまったのでしょう。咳が収まってしばらくすれば元に戻ると思いますよ。
子宮の出てしまった部分がすれて軽く出血することがあるかもしれないけど、出血もなくお腹の痛みもないなら今は大丈夫。もしひどい出血があったり下腹部痛があったりしたらまた病院へ来てください。」
と診断。
その日は妊婦さんでも飲める咳止めと鼻水の薬をもらい帰宅。
咳は薬を飲んでいれば出ることはなく、ただ副作用の眠気があまりにひどくて試しに3日目でやめてみたらそのまま治りました。
しかし・・・
咳が止まって一週間たっても子宮は全く元に戻らず、むしろ1週間前より出ている気が・・・
試しにどのくらい出ているかものさしで計ってみると、おおよそ2cmほど飛び出ている状態。
ちなみのこの1週間の間友人の勧めで、骨盤底筋トレーニングというのもしてみたが、そんなにすぐ効果の出るものでもないようだ。
ちょうど一週間後が本来予約していた検診の日だったので、改めて先生に相談。
といっても、その日の検診はちょうど婦人科から産科へ移った初回の妊婦検診。
前回とは先生が違いました。
産科の先生は・・・経膣エコーで子宮が出ているのを見ているはずなんだけど特にその話題には触れず。
こちらから聞いてみてようやく「痛みや出血がないなら大丈夫」との事。
う~~ん。。。そうは言われても股の間の異物感は日常気にせずにいられるわけではないし、子宮の入り口部分と言われても赤ちゃんが入っている臓器なわけで・・・
どちらの先生もそれほど重く見てはいないので、きっと大ごとではないのだろう。
と思ったけどやっぱり気になって、そのあとの助産師さんからの指導の際にも相談してみました。
~私に効果のあった処法~
助産師さんに子宮脱のことを相談すると、「トコちゃんベルトはお持ちですか?」と聞かれました。
一人目の妊娠中は骨盤痛がかなりひどかったので、トコちゃんベルトはずっと愛用していました。
「あります」と答えると。
「トコちゃんベルトを使って骨盤をしっかり固定してみてはどうでしょうか」
とのアドバイス。
トコちゃんベルトとは産前産後の骨盤補正の為に使うベルトで、妊婦さんなら一度はどこかで耳にする骨盤ベルトの一つ。
妊娠中の骨盤痛には効果絶大だったトコちゃんベルト。
子宮脱改善にも効果あるのか・・・?
まぁ、確かに骨盤底筋のゆるみが原因なわけだし・・・
早速家に帰ってトコちゃんベルトを着用。
そしたら、寝る前に装着して、翌日夕方シャワーを浴びるころには2cmも出ていた子宮が体内に戻っていました!
まさかトコちゃんベルトを装着しただけでそんなに早く元に戻るとは・・・
助産師さんありがとう!
でも先生!この方法をもっと早く教えてくれたらよかった(涙)
(単純に知らないだけかな?)
それから毎日お風呂の時間以外はずっと着用。
というか、ちょうど骨盤痛も出てきたし、なにより外したらまた子宮が出てくるんじゃないかという気がして、外せない(笑)
現在2度目の風邪を引き、またもや激しい咳に悩まされていますが、トコちゃんベルトをしているためか子宮が出てくる様子はありません。
おそらくは一人目の時同様、このまま出産になるまでとこちゃんベルトを使い続けるになると思います。
ただ、このトコちゃんベルト。
唯一の難点は装着が面倒なこと。
下着を履く前にまず専用腹巻を装着し、続いてベルト。
そのベルトも装着に慣れるまでは結構時間がかかる。
ベルトを締めてから最後に下着をベルトのうえから履く。というちょっと説明書を読んだだけでは「???」となる。
私も初めはよくわからなくて、説明動画を見るなどして覚えました。
ついでに専用のアンダー腹巻というのもそこらには売っていないのでベルト購入時に一緒に揃えました。
二人目の現在はそれなりにヘタレたので追加で2枚組を購入しました。
ただ、専用とはいっても家にあった薄手の腹巻でも代用は出来ました。
腹巻自体はベルトで肌を傷めないようにするのが一番の目的のようなので、代用できるものがあるなら専用の物じゃなくてもいい気がします。
私はこの腹巻のふちのフリフリ部分がけっこう痒くて、おなかに当たる部分は折り曲げて使ってます(汗)
そんなわけで、今回は私が子宮脱になった原因と対処法でした!
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